家庭菜園サイズで畝を作る!さらに枯れ草マルチで覆う!

2020年4月27日

草を払い、茅の根っこを取りさって、下準備は完了。
今回はいよいよ畝を作って畑にしていきます!

畝づくり計画

日当たり(畝の向き)、水はけ(明渠を作る、高畝)、作業性(畝間の幅)を考慮して畝を計画します。
※参考にした動画を文末に記載しました。

基本となる区画(下図)を定め、それらを複数配置するイメージです。

家庭菜園向けの畝づくり計画。

  • 幅:1m。二条植えができる幅を想定。
  • 高さ:15cm程。水はけを良くする。
  • 向き:南北に作るのが良い。太陽の光が畝全体にまんべんなくあたることで温度差を少なくする。

畝間

  • 幅:(中央)60cm、(両脇)20cm。
  • 平らになるように平鍬でならす。
  • 傾斜をつけて水を流す。

明渠(めいきょ)

  • 幅20cm、深さ15cm程度のフタのない溝。
  • 畝や畝間より低くして、水が流れ込むようにする。

畝づくりの様子

畝づくりは大まかに以下の流れで行いました。

  1. 竹の棒と麻紐を使って畝の間取りを決める。
  2. 剣先スコップで周囲に切り込みを入れる。
  3. スコップや平鍬で明渠と畝間を作る。
  4. 畝を耕す。
  5. 枯れ草マルチをする。

※今回やり忘れて後で苦労したのですが、最初に地表面の草をしっかり取り除いておいた方が良いです。

間取りのための道具

ホームセンターで竹の棒(120cm、10本セット)と麻紐を買ってきました。

竹の棒と麻紐で区画の目印をつける

長い巻き尺が無かったので、手のひら(20cm)×5で1mを作り、それを基準にして幅3m、長さ5mの外枠をつくり竹の棒でピンと張っていきます。

大枠の後、畝120cm、畝間60cmの部分に竹の棒を立てていきます。

畝の間取りを調整。この時点で畝の向きや幅をしっかり定めておく。

麻紐をガイドに剣先スコップで切り込みを入れる

なるべく真っ直ぐになるよう麻紐をガイドに切り込みを入れる。土が軟らかくてちょっとガタガタしているw

明渠と畝間を作る

剣先スコップで入れた切り込みを目印に、スコップと平鍬を使って明渠と畝間を作ります。掘り出した土は畝に寄せます。このとき高さのバラツキを均等にならすように低い所に土を持っていきます。

手前に明渠、中央と両脇に畝間。真っ直ぐってなかなか難しいw

畝を耕す

明渠と畝間ができたら畝を耕します。

青草や宿根草(茅やセイタカアワダチソウなど)の根っこはしっかり取り除いて畝間に落とします。枯れて分解されていない草を土にすき込むと良くないそうです。

※土を寄せる前に地表の草は取り除いておいた方が良いです。後で苦労しましたw

耕した畝に枯れ草マルチをして完成!

草刈りしたときに出た大量の草は、しばらく放置してしっかり枯れていました。

これを使って畝の表面を覆います。

枯れ草マルチをするといくつかのメリットがあります(と言われているので試してみた)。

  • 雑草が新たに生えてくるのを防ぐ。
  • 土の乾燥を防ぐ。
  • 雨に打たれて土が硬くなる&土が流出するのを防ぐ。
  • 様々な虫や微生物の住処になる。
  • 枯れ草が分解されて肥料分になる。

今回は刈り取った茅やセイタカアワダチソウを乾燥させた物を使いましたが、、、硬い!!

(しかも種が付いた物も使っていたので、しばらくしてたくさんの茅の芽が出てきてしまいましたw)

これで畝の準備は完了しました!何を植えようかな♪

参考にした情報

ちょこっと自然農を展開されているピースファームのカービィさんの動画を参考にしました。今回の畝づくりは完全にこちらの動画を元にやっています。